こんにちは、あらポタです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
「めっきり日が短くなったな〜」と感じる今日このごろです。
そして、間もなく冬至がやってきます。
冬至を過ぎれば、日が長くなってきますよね。
夏は、サイクリングに出かけて、18時を過ぎてもまだまだ明るいので、かなりの距離をライトなしで走ることができます。
でも12月になると15時をまわるころには、日が傾いてきて、16時には夕方の様相となってしまいます。17時にはあっという間に真っ暗。。。。
日が長くなるのが待ち遠しいです。
昼間の時間が一番短いのは冬至(12/22)ですが、
日の入り時刻が最も早いのは実は1年のこの時期なのです。
【1年で最も早い日没時間】
札幌 16:00(12/4-12/15)
東京 16:28(11/29-12/13)
福岡 17:10(11/30-12/10)
昼間の長さは、太陽の高さで決まります。つまり、太陽が空の高いところを通過すれば、それだけ、空を横切る時間が長くなるわけです。太陽が空のもっとも高いところを通過するのは夏至の日です。
逆に、冬至の日にもっとも低くなります。日の出・日の入の早さ・遅さもだいたいは昼間の長さで決まります。昼間が長いと、それだけ日の出は早く、日の入は遅くなりますね。
しかし、夏至(冬至)の日をはさんで前後約1週間にわたっては、そうならずに、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。
日の出・日の入の早さ・遅さを決めている要因はもうひとつあり、それは太陽の動き方です。地球から見ると、太陽が空を動いているように見えますね。この動き方が年間を通して一定であれば、日の出・日の入りの早さ・遅さは昼間の長さだけで決まります。しかし、実際には、太陽は季節によって動く速度が違うのです(もちろん、この違いは目で見て確認できるほど大きくはありません)。これは、以下の理由によるものです。
太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽が天の赤道に対して動く速度が一定ではない!
地球の公転軌道が楕円であるため、太陽の日々の進みが一定ではない
ここで、太陽の南中する時刻(太陽が真南を通過する時刻)について考えてみましょう。南中時刻は、ちょうどお昼の12時ではなく、年間を通して変動があります。これも、上記2つの理由によるものです。夏至と冬至の頃は、南中時刻がどんどん遅くなっている時期にあたります。南中時刻は日の出から日の入までのほぼ中間にあたりますので、単純に考えて、南中時刻が遅いほうにずれれば、そのぶん日の出、日の入も遅いほうへとずれていきますね。ちょうど、夏至、冬至の前後は、この効果が大きくあらわれるため、日の出・日の入ともに日々遅くなっていきます。そのため、日本では、日の出がもっとも早い日は、夏至より1週間ほど早く、日の入がもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になります。また、日の出がもっとも遅い日は冬至の半月ほど後、日の入がもっとも早い日は冬至の半月ほど前になります。
公転面に対して地軸が傾いていることや、公転軌道が真円形でないことなどが理由で、「1年で最も早い日没時刻」と「1年で最も遅い日の出時刻」には多少のズレが生じているのですね。
日が長くなり、あったかくなるのが待ち遠しいです。
でも私は、早くぎっくり腰を直さなくては!
では!
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